堀 隆幸
今でもあの時を思い出します。そうです、あの時とは、1989年6月3日。私は、一人で、ニューヨークの空港に降り立ちました。その時が、私の新しい人生の始まりでした。私は、1989年に、31歳で新天地での夢を求めてアメリカにやってきました。アメリカには、家族も、親類も、友達もだれもいませんでした。勿論、仕事もありません。ゼロからの出発です。今想えば、大きな決心でした。大学を卒業して8年間、それまで、日本でやってきたことを棄てて何のあてもない新天地へ出発は大きな冒険でした。その後、ニューヨークを離れ、オクラホマ、ケンタッキーと移り住み、1994年にロサンジェルスにやってきました。日本食や日本の文化とは全く接する機会がない、オクラホマやケンタッキーの中西部に5年間住んでいた私には、ロサンジェルスは、日本に戻ったような気がしました。それから十数年が経ちました。果たして私の決断は正しかったのでしょうか。その答えは未だわかりません。私と福岡県人会の出会いは2003年のことです。それ以降福岡県人会の行事に参加していますがいつも思うことは、他の会とは違う何かがあることです。同じ地域の出身であるためか、家族に近い想いがします。福岡県人会も来年には100周年を迎えますが、この家族のような絆を大切にして、永遠に栄える事を望みます。
プロファイルー堀 隆幸

福岡市出身、筑紫丘高校、明治大学卒業、1989年に新天地での夢を求めて渡米、ニューヨーク、オクラホマ、ケンタッキーと移り住み、1994年より南カリフォルニアに居住。家族は、台湾出身の妻と12歳、10歳、9歳の子供3人の5人家族。仕事は、会計士と弁護士事務所をコスタメサで開業。趣味は、LAマラソン6回完走のジョギングと滑降が得意なスキー、子供と遊ぶこと。


 

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